年に何度か、旅行で飛行機に乗る機会があるのですが、毎回悩むのが飛行機内での服装です。
とにかく一番優先すべきは「楽な服装」であること!
が、だからといって、パジャマと見間違うようなダルダルのジャージやスウェットは個人的には無し、と思っています。
ラクだけど、最低限のオシャレさは保っていたい!
これが理想ですね。
今回は、私が何度か飛行機に搭乗した中で実際に「これはイイ!」と思った機内での服装について、お話ししていきたいと思います。
飛行機での旅行を控えている方に、少しでもご参考になりましたら幸いです。
機内での服装・快適に過ごすためには…
私が何度か経験した中で、飛行機内にもっともオススメの服装は以下の通りです。
- ロング丈のワンピースやロングスカート
- ストレッチの効いたトップス
- 羽織もの(必須!)
- むくみ対策に着圧ソックスを履く
- カップ付きキャミソール(ブラは着けない)
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
1.ロング丈のワンピースやロングスカート
とにかく、体を締め付ける服はNGです。
特に、足の付け根やひざ裏などが圧迫されるものを履いていると血流が滞ったり、むくみの原因になります。
デニムやスキニーパンツなど、旅先では履く分にはオシャレでいいですが、機内では履かない方がいいでしょう。
ワンピースはラクチンだし、それ1枚でオシャレに見えるので便利です。
夏であればTシャツワンピ、冬であればニットワンピなどがいいですね。
機内の寒さ対策を考えて、丈は絶対にロング丈がオススメです。
スカートにする場合も同様で、必ずロング丈をチョイスしてください。
ストレッチが良く効いて伸びる素材であれば、ワイドパンツもアリですね。
注意点としては、
- ストレッチが効いて伸縮する素材のものを選ぶこと
- スカートの場合ウッカリ足を開いて寝てしまわないように気を付けること(笑)
過去に、見事なまでに足パッカーン!状態で熟睡しているおねえさんを目撃したことがあるので…(隣の同乗者さんが教えてあげていましたが)
自分もいつやらかすか分かりませんので、ブランケットを掛けたりして自衛するようにしています(笑)
2.ストレッチの効いたトップス
ワンピースの場合は不要ですが、スカートやワイドパンツを履く場合には当然トップスを着用しますよね。
この時も、重視するのは「ストレッチが効いてよく伸縮する素材」であること!
飛行機の中で寝がえりを打つ時などに実感するのですが、伸びない素材のトップスを着ているとすごく窮屈な思いをします。
特に、肩回り~背中の部分がピンと張った感じになると、肩こり持ちの人は辛いです(私もですが)全然リラックスできません。
Tシャツなどでよくありがちですが「造りがユルめでゆったりしていても、実はストレッチの効いていない素材だった」なんてこともあります。
旅行用にトップスを新調する際には、ストレッチが効いていることも重視して選ぶと良いですね。
シンプルなデザインのものをひとつ持っておくと、色々なボトムスに対応できて便利です。
▼夏ならこんな感じ▼
▼冬ならこんなのとか▼
3.羽織もの(必須!)
季節に関係なく、機内は想像以上に寒いです。
夏だからといって半袖1枚で乗り込んだらとんでもないことになるので要注意!
飛行機内でブランケットも借りられますが、エコノミークラスでは数に限りがあるので余分にはもらえないこともあります。
ですので、機内で着る用の羽織ものを必ず持って搭乗するようにしてください。
春夏の時期はUVカット機能の付いた薄手のパーカーやカーディガン、
秋冬の時期であればダウンジャケットがオススメです。就寝する際に毛布替わりにもなるし、軽いのが利点ですね。
4.むくみ対策に着圧ソックスを履く
狭い機内で同じ体勢を取り続けるので、足のむくみはどうしても避けられません。
そんなときには「着圧ソックス」を履くのがおすすめです。
(締め付ける服装はNGと言いましたが、着圧ソックスの締め付けはむくみを軽減するためにきちんと計算して作られているものなので大丈夫です)
これを履いているかいないかで、特にふくらはぎのむくみ具合が全然違います!
あのパンパンに張った感じが和らいで、足が軽く感じます。
私は飛行機の座席に付いたらまずこの着圧ソックスを履くようにしています。
ロング丈のワンピやスカートの下に履けば目立たず着用できます。
ハイソックスタイプやニーハイタイプなど色々な種類がありますが、私のオススメは太ももまでカバーできるニーハイタイプです。
なるべく広範囲のむくみをカバーしたいのと、丈が長い方が温かいからです(笑)
個人的に、タイツ状になっているものはあまりオススメしません。
一度着用したことがあるのですが、座り姿勢だと足の付け根部分がキツくて痛くなってしまったので…
着圧ソックスについては別記事で詳しくご紹介していますので、よろしければ合わせてご覧ください。
5.カップ付きキャミソール(ブラは着けない)
国内旅行で2~3時間程度のフライトならそこまで気にしなくてもいいと思いますが、海外への長時間のフライトでは下着の締め付けにもご注意を。
飛行機内での気圧の変化や、長時間同じ姿勢でいることによって血流が悪くなるため、普段だったら何も感じない下着の締め付けでも思わぬ体調不良を招くことがあります。
私は新婚旅行で東京~ドバイ~ローマの便(計20時間位)に搭乗したのですが、下着に関しては何も対策せず、普段使っているワイヤーの入った一般的なブラを着用したまま乗ってしまいました。
すると、途中でなんだか息苦しさを感じて、胸がむかむかするような感覚が…。
幸い、ブラのホックを外して水分を取ったり深呼吸をしたりしたら収まりましたが、大事になっていたらどうなったかと思うとヒヤリとしました。
その後の帰りのフライトでは、飛行機に乗ったらすぐにブラのホックを外して対策したので何事もなく無事に帰国できました。
次にロングフライトの飛行機に乗る時は、ブラではなく、カップ付きのキャミソールを着て対策しようと思っています。
いちいちホックを付けたり外したりするのは面倒ですからね。
まとめ
飛行機内で快適に過ごすための服装について、お話しさせていただきました。下記にもういちどまとめてみます。
- ロング丈のワンピースやロングスカート
- ストレッチの効いたトップス
- 羽織もの(必須!)
- むくみ対策に着圧ソックスを履く
- カップ付きキャミソール(ブラは着けない)
とにかく体を締め付けずラクであることが大事ですね。
ロング丈のワンピースやスカートは、ラクでありながらオシャレ感も出せるので本当にオススメです。
そして忘れてはいけないのが寒さ対策です。
夏であっても機内は想像以上に冷えていますので、羽織ものや上着は必ず持って行ってください。
快適な飛行機の旅に、参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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