地中海クルーズ:ローマ~ベニス7泊8日【2日目:ナポリ】
11月3日(水)
乗船2日目。
寄港地:ナポリ(イタリア)
昨晩は船の揺れも気にならずぐっすりと眠れて、快適な目覚め。
朝食は夫のリクエストでグランドダイニングへ。
海を眺めながらゆっくり朝ごはんなんて、素敵すぎる。
英語が得意でないので注文時はドキドキしたが、ひたすらメニューを指さし「プリーズ」「センキュー」を連呼(笑)もうこれで何とかなる!(笑)
まあ、レストランでの会話なので何を聞かれてるか大体想像はつくし、スタッフさん側もこのテのお客は手慣れているようで、ゆっくり確認してくれたし、みなさんニコニコ対応してくれて本当心地よかった。
結果として、ダイニングでの朝食がいたく気に入って、この旅では毎朝ここに来ることになったのでした。
以下覚えてることメモ
■パンのおかわりも無限にくる
夫は断ることを知らないのかその度にもらうのですごい量に…笑
■私の注文(プレーンヨーグルト、パン、フルーツ)にスタッフさん
「それだけでいいの?」という反応。
日本人は小食なのでね。。
あと、フルーツっていっても結構な量が盛られてくるのでね。。。笑
■このプレーンヨーグルト(ギリシャ風)がとっても美味しくて毎日注文するほどハマった
■フレッシュジュースも美味しかった(パインとオレンジがお気に入り)
↑どハマりした絶品ヨーグルト。クリームチーズくらいの固さで、舌触りがなめらか☆
この後、昨日は間に合わなかったTさんの船内見学に参加。
船内設備をほぼ網羅できたが、いやあもうすごいよ…広いよリビエラ…本当に船の中ですか?
日本のスーパーの駐車場で迷子になるレベルの方向音痴の私にはとてもじゃないが単独行動は無理です・・・
ナポリの街を散策!
さて、10:30からは日本人スタッフTさんの「寄港地散策」に参加。
天気がすごく良くて、日焼け対策をしなければならないほどだった。薄手のニット1枚だったけど暑かったなあ。
ナポリの街は賑やかで、人も多いしお店もずらっと並んでて、田舎者の私には都会っぽく感じた。
そうかと思えば、ちょっと1本通りに入っただけで歴史的な建物が。
荘厳な教会(左)
教会の外の広場・素晴らしい彫刻(右)
昼食はTさんオススメのナポリピザのお店へ。
ところがそのお店に着いてみると、なんと臨時休業とのこと!
しかしTさんは手慣れた様子で少し離れた違うお店に入り、お店のお兄ちゃんにささっと交渉。
参加者は私たち含め十数名ほどだったが、揃って無事入店できた。
本当に対応がスマートで、何事にも動じない手腕はお見事だった。
もちろん長年の経験で慣れていらっしゃるのだろうけど。。。これがプロフェッショナルのお仕事なのですね。。。
しかもこの寄港地散策、交通費とか食費とかの実費だけ自己負担で
参加自体は無料なんですよ…!!
頭が下がる思いです。。。
ピザが来るまでの間、一緒のテーブルに着かせてもらったご年配のご夫婦2組と
いろいろおしゃべりさせてもらった。
お仕事をリタイアされてから、海外旅行はもちろん、
クルーズも何回も行ってらっしゃるベテランさんだそう!
そういえば船内見学の時も外国人スタッフさんとも顔見知りの様で、にこやかに会話していたっけ。
「Tさんにお任せすれば間違いないわよ!私すっかりファンなの!(笑)」
「あなた達、こんな若いうちにクルーズ体験できるなんて、本当幸せよ!」
とおっしゃっていただいたが、本当にその通りで、
今回のクルーズ旅行を思いついた夫に感謝だなあ、と思った。
本場のナポリピザを堪能!
そうこうしているうちにピザが運ばれてきた。
オーソドックスにマルゲリータを注文したが、まず大きさが日本のピザと全然違う。
1枚を夫と半分ずつ食べたのだけど、それで十分大満足のボリュームだった。
そしてもちろんビールも注文!
イタリアといえばワインだろうと勝手なイメージがあったのだけど、ビールもとても美味しかった。
※ちなみにオーダーは全てTさんがまとめて取ってくれた。ほんとありがたいです。
これだけお腹いっぱいになって、お会計は1人1,000円程度だった。
日本でピザっていうとなかなかお高いイメージがあったのでビックリ。
美味くて安い、最高のお昼ご飯となった!
のんびり街歩き~帰船後は優雅なティータイム
昼食後は商店街っぽい通りをブラブラお散歩しつつ船に向かうことに。
「ちょっと通りをふらっと入るだけでも、面白い発見があって楽しいですよ」とTさん。
ただ歩いているだけでも素敵な建物やお店がいっぱい目に入る。
←ベランダにいるおじいさんは人形だった!
私はひどい方向音痴なので、迷子になるのが怖くてあまり冒険はできなかったけれど
初めてのナポリ観光はおおいに楽しめた。
帰船する前にちょっとしたお土産屋さんに入り、かわいいミニボトルのリモンチェロを購入。
そこに併設しているカフェで、Tさんが昨日のお土産のお礼ですよと、
エスプレッソをごちそうしてくれた。
まあそんなお気遣いを。。。ありがとうございます恐縮です!
イタリアでは「カフェ」と注文すれば大体エスプレッソが出てくるんですよ、と豆知識もいただきました
15時くらいに船に戻り、部屋で少し休憩。
寄港地散策に出ていた時間は3~4時間といったところかな。
詰め込み観光ではないので余裕があってありがたい。
私も夫も、どちらかというとマイペースでのんびりしたいタイプなので、
戻ってきてすぐ「シャワー浴びなきゃ」「食事に行かなきゃ」だと落ち着かないし
きっと疲れてしまったと思う。
部屋でひと休みした後、16時からアフタヌーンティーへ。
15階ホライズンにて、優雅なティータイム。
席に着くとすぐにスタッフさんが来てくれ、箱いっぱいの紅茶から好きなものを選ばせてくれる。
オレンジペコとアールグレイをチョイス。
さらにケーキやスイーツを何種類も乗せたワゴンもやってきた。
どれも美味しそうだけど、まだお昼のピザが胃の中に・・・笑
軽めにクッキーや小さめのケーキをいただいた。
船長主催の歓迎パーティーへ!
さて、今日は17:45から船長主催の歓迎パーティー。早めにお風呂に入り身支度を整える。
日頃パーティーなどとは無縁の生活を送っているのでこれは貴重な機会。
とにかくキチンとおしゃれしなきゃ!そして今日こそマダム扱いしてもらうんだ!
と、気合を入れて薄い顔を盛り始める私を尻目に、夫はベッドで一眠り。
男の人は楽でいいわね。。。スーツ着りゃいいんだもんね。。。
先程アフタヌーンティーをいただいたのと同じ「ホライズン」にてパーティー開催。
まずは入口で出迎えてくれたキャプテン、マネージャさんとにこやかに握手。
お写真撮りたかったけど後ろに人も並んでて何となく言えなかった。。。(小心者)
席に着くなりすぐにウェイターさんがおつまみと飲み物を持ってきてくれた。
主人はシャンパンを。私も欲しかったけど、ちょうど手持ちのシャンパンが無くなってしまったようで赤ワインをいただく。
ほどなくしてキャプテンのご挨拶、乾杯、そして生演奏をバックにダンスタイムと、パーティーは優雅に始まった。
以下覚えてることメモ
■カメラで自撮りをしていたら、後ろの席にいたご夫婦(おそらく米国の)
奥様が、2ショットを撮ってくれた。ありがとうございます!
■なのに後日確認したら夫が半目になっていた。。。ばかたれ!笑
■生バンドのトロンボーンの若者があんまり上手く。。ない。。。??
(学生時代吹奏楽かじった程度なんで違ってたらスミマセン)
■リーダー格のトランペットのおじさまは上手くて渋くて素敵でした
■ワインとシャンパンのおかわりが無限に来るよ!!
■カナッペやチーズ系のおつまみも無限に来るよ!!
↑せっかく撮ってもらったのに半目の夫。。。
気になるドレスコードですが、オーシャニアクルーズでは厳密に「フォーマル」という指定はなく、それなりにキレイめなファッションであればOKといった感じ。
私が着ているのはジャージー素材のワンピース(シワにならなくていいです)に
ドレッシーなカーディガンを羽織っています。
男性は襟付きのシャツにジャケットがあれば間違いないですね。
そして今日、この歓迎パーティーをやっている間(20:00まで)は、船内の
ほぼすべてのお酒が無料でいただけるとの事!
ちょっと背伸びしてバーにも行ってみた。
バーの内装もムーディーで素敵!!
ご機嫌でカクテルをいただいたのだけど、ちょっと調子に乗りすぎたのか
途中で酔いが回ってしまい。。。。
お部屋に退散して私はそのまま寝落ちしてしまった。
本当は9時から「ポログリル」でディナーのはずだったのに。。。。
目覚めてから夫に平謝りしました。本当にごめん。。。
明日はカターニア(イタリア・シチリア島)へ到着です。