こんにちは、たちよです。
日本の真南、南半球のオーストラリアというと、
太陽がまぶしい、自然豊かなおおらかな国という印象を持つ方も多いと思います。
実際にオーストラリアは2018年度の「世界平和度指数」でも13位と、かなり上位にランクインされています。(ちなみに日本は9位です)
そのため基本的には安心して旅行に行ける国ではありますが、そうはいってもやはり外国ですから日本で過ごすのとは勝手が違います。
そこで今回は、オーストラリア旅行に行く前に知っておきたい、治安情報や注意するべきことについてお話しさせていただきます。
オーストラリア旅行をご検討中の方に、少しでもご参考になりましたら幸いです。
オーストラリアの治安は?旅行前に知っておきたい5つの注意点!
冒頭でも述べましたとおり、オーストラリアは世界平和指数13位と、基本的には安全な国であるといえます。
ただし、やはり海外旅行ですから、日本にいる時よりは注意が必要になります。
その注意するべきことを以下の通りまとめてみました。
- 都市によっては危険区域がある
- 置き引きやスリに注意
- 大麻よるトラブルに注意
- 性犯罪にも注意
- トラブルに遭った時の対策を知る
オーストラリアは非常に多くの観光客が訪れるため、その観光客を狙った犯罪が年に何件か起きています。
それぞれの注意点について、ひとつずつ詳しくお話ししていきますね。
1.都市によっては危険区域がある
どの国でもそうですが、オーストラリアでも犯罪率が高めの地域とそうでない地域があります。自身が訪れる予定の都市はどうなのか、事前にチェックしておきたいですね。
シドニー
シドニーは大都市のため人が非常に多く、その分犯罪に遭う確率も高くなります。
シドニーにおいて一般的に犯罪率が高いと言われているのが「キングクロス地区」「レッドファーン地区」です。
いずれもシドニーの中でも南西部に位置するところです。
メルボルン
メルボルンは「世界で最も住んでみたい都市」に選ばれる治安のいいところですが、やはり人が多い分、犯罪には注意が必要です。
比較的治安が良くないのは「メルボルン郊外の北西部」「メルボルンシティ中心部」です。
メルボルンでは特に、夜間に酔っ払いがうろついていたり、ビーチで酔っ払って喧嘩している輩がいるなど、お酒がらみのトラブルが多いようです。
クイーンズランド州
クイーンズランド州は、ブリスベン、ケアンズ、ゴールドコーストといった人気の観光地が集まったエリアです。
特にゴールドコーストは日本人が多いことでも知られています。
州全体を見ても、治安は良好で特別に警戒する地域はありませんが、観光客が多いということから、スリや置き引きなどの窃盗事件が割と多く発生しています。
パース
オーストラリアの西に位置するパースも、全体的には治安が良好なところです。
気を付けたいのは、ATMを利用する時。
銀行員でもない人物が突然「手伝いましょうか?」などと話しかけてきたり、引き出した瞬間に大胆にも現金を奪っていくケースもあります。
シドニーやメルボルンのような大都市と違って人通りが多くないので、その分周囲の監視の目が少なくなるため、不審者の行動もかなり大胆になっているようです。
人通りが少ないという点では、当然夜間での独り歩きも避けた方がいいですね。
2.置き引きやスリに注意
どの都市でも共通して気を付けたいのが置き引きやスリです。
路上パフォーマンスを見たり写真撮影に夢中になっている隙にいつの間にかカバンを開けられていたり、ちょっと目を離したすきに荷物が無くなっていた、という被害が最も多く聞かれます。
また、ビーチに遊びに行った際に、置いてあった荷物を盗まれた、という被害も多く発生しています。
いずれも、荷物から目を離さない、貴重品は常に身につける等、基本的な対策で防ぐことができます。
日本人は現金を持ち歩いているから狙われることが多いので十分に注意が必要です。
3.大麻よるトラブルに注意
日本では信じられませんが、オーストラリアでは大麻(マリファナ)が非常にカジュアルに吸われています。
州によって法律が若干異なりますが、規制が非常に緩く、見つかっても没収+罰金数千円程度の罪にしかならないんだとか…
飲酒やたばこと同じ感覚で、本当に気軽に吸っている人が多いんです。
オーストラリアでは許されても日本では違法にあたりますので、すすめられたとしてもむやみに手を出したりしないようにお気を付けください。
4.性犯罪にも注意
特に女性の場合、性犯罪に対しても注意が必要です。
お酒が入ったイベントやパーティーなどで、性犯罪の被害に遭ったという報告が多く聞かれています。
また、夜間の一人歩きで後を付けられて暴行を受けた例もあります。
夜間の外出は極力避け、歩くのであれば人通りの多い道を歩くように心がけたいですね。
4.トラブルに遭った時の対策を知る
オーストラリア滞在中になにかトラブルに巻き込まれてしまった場合は、
まず緊急電話番号「000」に連絡します。
これは日本でいう「110」「119」に相当するものでオーストラリアでは「警察」「消防」「救急」が全て「000」で統一されています。
覚えやすくていいですね(*´▽`*)
なお、「英語ではうまく伝えられない、不安だ」という場合は、有料ではありますが通訳のサービスを受けられる番号もあります。
telephone international service(TIS)というもので、
番号は「131-450」になります。
ここに電話して「ジャパニーズプリーズ!」と伝えれば日本語が話せる人に代わってもらえます。
緊急番号と合わせて、こちらも覚えておくといざという時に安心です。
まとめ
オーストラリアの治安や、知っておきたい注意点を5つ、ご紹介させていただきました。
最後にもう一度まとめてみますね。
- 都市によっては危険区域がある
- 置き引きやスリに注意
- 大麻よるトラブルに注意
- 性犯罪にも注意
- トラブルに遭った時の対策を知る
全体的には治安が良く安全なオーストラリアですが、場所によっては危険な区域もあり、特に夜間においては昼間は安全地帯でも夜になるとガラッと雰囲気が変わるところも多くあります。
いずれも、夜間の無用な外出は極力避け、貴重品の管理や荷物から目を離さないなど、基本的な防犯意識があればまず防げることばかりです。
過度に緊張する必要はありませんが、日本とは違うんだということを常に意識しておくのが大切ですね。
そしてもしもの時の為に、緊急番号「000」と通訳サービス番号「131-450」をお忘れなく!
オーストラリア旅行をご検討中の方に、少しでもご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。