先日、京王プラザホテルのクラブフロア「プレミアグラン」に宿泊してきました。
これまで何度かクラブラウンジのあるホテルに宿泊してきましたが、この京王プラザホテルのプレミアグランは今までになくレベルが高かったです…!
今回は大満足のクラブフロア滞在の中から、宿泊したお部屋の様子をレポートしたいと思います。
京王プラザホテルクラブフロア「プレミアグラン」の客室詳細
私が今回宿泊したお部屋はこちらの「プレミアグラン・キング」
プレミアグランの客室は「プレミアグランスイート」と呼ばれるスイート客室と、「 クラブルーム プレミアグラン」と呼ばれる標準的なお部屋の2種類に分かれています。
◆プレミアグランスイート◆
- プレミアグランスイート・キング
- プレミアグランスイート・ツイン
◆ クラブルーム プレミアグラン◆
- プレミアグラン・キング(35.5㎡)←ココに泊まりました
- プレミアグラン・キング(33.7㎡)
- プレミアグラン・ツイン(35.5㎡)
- プレミアグラン・ワイドツイン(35.5㎡)
さすがにスイートに泊まる予算はないので(笑)、今回は標準的なお部屋であるクラブルームから選択しました。
しかしながら、標準的なお部屋でも、広さや快適さ・アメニティの充実ぶりは十分に満足できるものでした!
さっそく、その中身を詳しくご紹介してまいりますね!
広々した空間と眺めの良さ
部屋に入ってまず感じるのが「部屋の広さ」です。
全体が正方形に近い形で、実際の面積(35.5㎡)よりかなり広く感じました。
ベッドからデスクまでの距離が結構離れていること、ベッド周りの空間が広かったことなどが、窮屈さを感じさせないポイントだったんじゃないかと思います。
また、壁一面が窓になっているのも開放感があって良かったです。
東京都庁が目の前で、昼間も夜も素敵なシティビューを眺めることができるのも良し!
ベッド周り:カウチソファが魅力的
ベッド
▲ベッドは183cm×203cmのキングサイズで、大人二人で寝ても十分な大きさです。
世界の一流ホテルで使われている米国シーリー社製のベッドとのことで、確かに寝心地が良かったですね。
主人が柔らかいベッドが苦手で外泊するといつも腰が痛いと嘆いていましたが、今回はよく眠れたと言っていました。
スプリングがほどよく効いていて、体への負担が少なく感じたよ!
▲ベッド横のサイドテーブル。
アラーム・メモセット・電話・照明スイッチが置いてありました。
照明スイッチにはブラインドカーテンの操作ボタンも付いているので、これひとつですべてを操作できて便利です。
カウチソファ
ベッドの足元にあるカウチソファは、大人ひとりが横になれるくらいの大きさがあります。
部屋でくつろいだり、着替えや靴を履いたりする時など、コレがあると大活躍です。
客室での滞在中はここにいることが一番多かったですね。
適度な弾力があって座り心地が良いので、主人はいつの間にかうたた寝しちゃってました🤭
デスク周り:フリータブレット&スマホの用意も
デスクとサイドテーブル&ソファ
デスクは横に長く、余計なものが置いていないのでスッキリしています。
TVが壁かけになっているのも省スペースになって良いですね。
すぐそばに1人掛けのソファとサイドテーブルがあるので、私がデスクを使いたい時は主人がこちらを使うなど、使い分けが出来て便利でした。
フリースマホ&タブレット
▲無料で使える「handy(ハンディ)」のフリースマホ。訪日客を意識しての設置ですね。
となりにはBOSEのスピーカー。
ちなみに、ホテル内ではもちろん無料Wi-Fiが使えます。
IDとパスワードを記した紙が客室に置いてあるので、それを見ながら設定すればOKです。
▲スマホだけでなくタブレットもあります。
観光情報を調べたりするのに、大きい画面で操作できるのはありがたいですね。
なお、スマホとタブレットは、チェックアウト日時に併せてデータを自動消去してくれるとのこと。個人SNSなどを利用しても安心できます。
電源まわり
USBなどの差し込み口は、このようにデスク上に内蔵されています。
ふたを閉めればデスク上がフラットになるので場所をとらずにスッキリ!
各種コード類
デスク下の引出を開けると、充電器やコンセント類、金庫が入っています。
世界各国の電源に対応できるように種類も豊富に揃っていますね。増加する海外のお客様への配慮がきちんとされている印象を受けました。
ミニバー:お茶やコーヒーは無料で楽しめます
お茶
デスク左端には素敵なお茶セットが😊
わざわざ急須を置いてあるあたりが好感もてますね。
お茶のティーバッグはクラブラウンジで提供されているのと同じもので、緑茶とほうじ茶が2パックずつセットされていました。
コーヒーと水
▲お茶以外の飲み物は、このキャビネットの中に入っています。
▲中を開くとこんな感じ。ペットボトルのお水は無料でいただけます。
右側の黒い物体はコーヒーマシンです。スリムでスタイリッシュですね。
▲引出しを開けると、コーヒーマシン用のカプセルが6種類入っています。
紅茶のティーバッグは先程のお茶と同じく、クラブラウンジで提供されているものと同じものですね。
ホテルブレンドティーと、カモミールティーでした。
上記は全て、無料でいただけるものです。
ミニバー
▲ここからは有料ゾーンになります。
さらに下の引出しを開けると、スナック類とジン、ウォッカ、ウィスキーが。
和風カレーせんべいがちょっと気になりましたが、クラブラウンジを利用してお腹いっぱいになったため食べる余力がなく今回は見送りました😅
▲冷蔵庫の中身はこんな感じです。こちらも有料です。
ジュースに炭酸水、ビール・ワイン・日本酒と豊富なラインナップ。
クラブラウンジでのお酒の提供時間が夜5時~7時と比較的短いので、飲み足りない場合や間に合わなかった場合はお部屋でいただくのもアリですね。(当然、割高ではありますが…)
バス:お風呂から外の景色を楽しめる!
続いてはバスルームをご紹介します。
バスルームと洗面は、客室に入ってすぐ右側にあります。
▲お風呂はユニットバスではなく、洗い場が付いてます!使いやすくて良いですね😊
バスチェアがあるのも高ポイント。少し高めの椅子でとても座りやすかったです。
浴室内は清掃が行き届いていて、床も壁もめちゃくちゃキレイでした。
▲大きなシャワーヘッドは、水量・水圧とも申し分なし。
温度調節はレバーを回せば簡単に操作できます。
ホテルによくありがちな、水とお湯の蛇口を少しずつひねって…というわずらわしい作業をしなくて済むのでgoodですね。
▲そしてこのお風呂の最大の特徴はコレ!
壁がガラス張りになっていて、バスタブに浸かりながら外の景色を眺めることが出来るんです。
今回、この部屋でもっとも楽しみにしていたのがこの景色でした。
日中は晴れ晴れとした空と都庁を眺め、夜は都会のキラキラした夜景が楽しめます。なんとも贅沢なバスタイムになりました。
▲部屋から丸見えなのはちょっと恥ずかしい…という場合は、室内のブラインドを下げれば目隠しできますよ。
バスアメニティ:ロクシタンの特別セットが嬉しい
続いて洗面周りとバスアメニティを見ていきましょう。
洗面周り
▲洗面は広くて清潔。
台が広いので化粧品やメイク道具などをたくさん置けます。
大きな丸鏡の外周はライトになっていて、メイクをしているとちょっとした女優気分を味わうことができますよ(笑)
▲洗面台右端にはコップ・綿棒・コットン・ヘアゴム・シャワーキャップが用意されていました。
▲洗面台下の引出しにはヘアドライヤーとティッシュが収納されています。
▲オシャレなヘルスメーター(体重計)もありました。
数字を見るのが怖くて乗れなかったよ…
ラウンジで散々飲み食いしたからな!
アメニティ
▲洗面台の左側の引出しを開けると、箱詰めされたアメニティがキレイに並んでいます!
バスソルトをお風呂で使いましたが、シトラスのような爽やかな香りでした。
▲女性用化粧品の中身はこちら。ブランドは「マーガレットジョセフィン」
クレンジング・洗顔料・化粧水・保湿クリームのセットです。
ちなみに男性化粧品のブランドは「ポールスチュアート」
中身は化粧水・整髪料・ヘアトニックでした。
ロクシタンの特別バスアメニティ
▲洗面台の背後には棚があり、ロクシタンのバスアメニティが用意されています。
ソープ・シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディミルクという顔ぶれ。
こちらは「ジャスミン&ベルガモット」という特別なシリーズで、ホテル限定品のため市販はされていません。
ベルガモットの爽やかさとジャスミンの華やかな香りが心地よく、季節問わずに使用できますね。
気に入ったのでシャワージェルとボディミルクを持ち帰りました。
クローゼット周辺
▲ロクシタンアメニティが置いてある棚の下に、フェイスタオルとバスタオル、スリッパが。
タオルは高品質の今治タオルで、肌に優しくやわらかな使い心地でした。
▲個人的にこのスリッパが気に入りました!
底が厚くてしっかりした弾力があり、モチモチした生地が甲を包み込んでくれて、何ともいえない気持ちよさ!
やっぱり高級ホテルではスリッパひとつとっても質の高いものが用意されているんですね。
▲タオル棚の隣がクローゼットですね。
バスローブ・消臭スプレー・アイロン・アイロン台がコンパクトに収納されています。
中の引出しを開けてみると…
▲上段には洋服ブラシ・ランドリーバッグ・ソーイングセット・靴ベラ・靴磨きが。
クラブラウンジに連絡して、靴磨きサービスを受けることもできます。
▲中段と下段の引出しには、浴衣とパジャマが。
パジャマは上下セパレートタイプになっているので、寝ている間にはだける心配がなくていいですね。私たちはこちらをチョイスしました。
主人は身長が190cm近いので7分丈パンツみたいになってましたが、それはご愛嬌🤣
トイレ:独立した個室・中には洗面台も
トイレは客室入口からすぐ左手にあります。
▲スライドドアで開閉することができ、完全に独立した個室になっています。
▲しかも手洗い用のミニ洗面台が中に付いているので、わざわざ手を洗いに洗面所に行かなくてもOK! このスタイルは嬉しいですね。
一般的にホテルではバスとトイレが一緒になっていることが多く、個室のトイレだったとしても洗面台まで付いてるところはあまりないので、これは珍しいと感じました。
希望者には夕方のターンダウンサービスもアリ
京王プラザホテルのプレミアグランに宿泊すると、チェックインの際にスタッフさんから
「夕方のターンダウンサービスを利用するかどうか」確認をしてくれます。
ターンダウンって?
夕方にベッド周りを整えてくれるサービスのことだよ。
ベッドカバーを外したり、枕やマットなんかをキレイにセッティングして眠りやすいように準備してくれるんだ
▲せっかくの機会なのでお願いしてみました!
ベッドの足元にあったカバーが外され、布団と枕がキレイに整っています。パジャマと浴衣も足元に用意してありますね。
※右側のお布団が少し乱れているのは、私が写真を撮る前に座ってしまったからです😅本当はもっとピシッとキレイになっていました(京王プラザホテルさんごめんなさい)
私がソファ無造作に掛けておいたストールも、キレイに畳まれて枕元に置いてありました。
▲さらに、丸テーブルの上には新しいお水のペットボトルとナイトチョコレート、そしてホテルからのメッセージが。
このたびは京王プラザホテルをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ。
総支配人
こういった心遣いが何ともうれしいですね。
この他にも
などのサービスがありました。
希望の時間帯を聞いてくれるし、断ってもOKです
京王プラザホテルさんでは、夕方のターンダウンサービスについて「何時ごろお伺いいたしましょうか」と時間の都合も聞いてくれます。
これなら、お風呂上りにうっかりバッティング!なんてことがなくて安心ですね(笑)
私たちは夕方5時からクラブラウンジでお酒を楽しむ予定だったので、その間にお願いしますと伝えました。
もちろん、客室内でゆっくり過ごしたいな…という場合は、ターンダウンサービス自体を断ってもOKです。
まとめ
京王プラザホテルのクラブフロア客室「プレミアグラン・キング」をご紹介させていただきました。
スイートではない標準的な客室にもかかわらず、客室の広さ・眺めの良さ・設備やアメニティの充実ぶりには目を見張るものがあります。
いままで何軒かクラブフロアのあるホテルに宿泊しましたが、ターンダウンサービスを受けたのは初めてでした。
一泊だけなのがもったいないくらい、特別感が味わえる優雅なステイを存分に満喫することができました。
特別なデートや記念日旅行に、京王プラザホテルのクラブフロア「プレミアグラン」はぜひオススメです!
クラブラウンジでの様子もレポートしていますので、あわせてご覧ください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。