クロアチアの治安は?どんな国なの?旅行前に知っておきたい5つのポイント!

クロアチア
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ここ数年、ヨーロッパ旅行の行き先としても人気の高いクロアチア。

「アドリア海の真珠」と称えられる風光明媚な港町「ドブロブニク」をはじめ、ため息が出るほど美しい海と自然の素晴らしさが、訪れる人々の心を掴んでいます。

そんな大人気のクロアチアですが、イタリアやスペイン等のよく知られた国と比較すると、日本にはあまり馴染みのない国でもあります。

私も新婚旅行でクロアチアに行きましたが、いざ行くとなった時

クロアチアのことってあんまりよく知らないな…治安とか文化とか、大丈夫かな?

と思って色々調べたりしました。

 

今回はその時の経験をもとに、クロアチアの治安や国民性、旅行の際に注意すべきことなどをまとめてみましたのでご紹介します。

クロアチア旅行に行きたいとお考えの方に、少しでも参考になれば幸いです。

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クロアチアの治安は?どんな国なの?旅行前に知っておきたい5つのポイント!

クロアチアの治安や、国民性など、旅行前に知っておきたいポイントは以下の5つです。

  1. 治安はかなり良い!ただし油断は禁物
  2. 旧紛争地帯には絶対に近づかない!
  3. 熱狂的なサッカーファンに注意して!
  4. 内戦などのデリケートな話題は避けて!
  5. 個人対個人はとっても親切!

結論から言ってしまいますが、クロアチアはヨーロッパの諸国の中でも治安はかなり良い方です。ただ、特別に警戒する必要はありませんが、注意した方が良いことはいくつかあります。

それらを一つずつ、詳しくお話しさせていただきますね。

1.治安はかなり良い!ただし油断は禁物

 

先程述べましたように、クロアチアの治安はヨーロッパの中でもかなり良い方です。凶悪事件もほとんど起きず、テロなども発生していません。

1991年~1995年にかけて起きたクロアチア紛争のこともあって、行く前はちょっと心配していたのですが、拍子抜けするほど至って平和な国でした。

 

ただし、どんなに治安が良いとはいえ、外国であることに変わりはありません。日本と同じ安全さがあるわけではありませんので、油断は禁物です!

スリに気を付けて!

ヨーロッパ諸国ではスリが日常的に発生します。残念ながら、クロアチアも例外ではありません。(イタリアやスペイン等に比べると少ないですが…)

財布をポケットに入れない
荷物を置きっぱなしにしない
カバンから目を離さない…

などなど、通常の海外旅行時と同じ意識を持っていた方が良いですね。

旅行本やスマホを片手にキョロキョロするのもよくありません。スリにとって絶好のカモだと思われてしまいます。

2.旧紛争地帯には絶対に近づかない!

セルビアとの国境付近である東スラボニア地域など、旧紛争地帯には地雷が残存している可能性があります。

日本の外務省海外安全ホームページにも「危険レベル1」として注意報が出ています。

この辺りは観光地でもないので行く人は滅多にいないですし、危険レベルも最低の「1」ですので、過度に心配する必要はありませんが、とにかく近づかないのが一番です。

3.熱狂的なサッカーファンに注意して!

クロアチアではサッカーは国民的スポーツです。

その熱狂っぷりはすごいもので、試合が行われれば対戦チーム同士のサポーターが喧嘩を起こすこともしょっちゅうです。

また、試合会場でなくても、スポーツバーで熱いサッカー論を交わすうちに口論に発展したり…なんてことも珍しくありません。

さらに、一部のフーリガンにおいては、外国人に対して排他的な考えを持つ人もいます。

私自身サッカーが大好きなので「〇〇選手、イイよね!」とか話してみたい気持ちはあるんですが、どこで誰の逆鱗に触れるかもわかりませんので、サッカーの話題は安易に出さないように気を付けてました(´・ω・`)

 

また、ウッカリ敵対するチームのロゴが入ったグッズやTシャツなどを身に着けていると街で絡まれたりする危険もあります。

例えば、クロアチアの首都ザグレブは、「ディナモ・サグレブ」という歴史ある強豪サッカーチームのホームタウンでもあります。そこでディナモ・ザグレブ以外のチームの物を身に着けていたら…どうなるか想像できますよね?(;^^)

4.紛争などのデリケートな話題は避けて!

クロアチア紛争の話題や、民族的な話宗教的な話はとてもデリケートなものです。思わぬ誤解を生む可能性もありますので、避けた方が無難です。

日本人だって、急にクロアチアの人に「戦争が~」とか「領土問題が~」とか言われていい気持ちはしませんよね?

 

歴史的な建造物などを見ている時に「昔ここでこんなことがあったんだよ」と説明をしてくれるなど、相手から話してくれる場合は別ですが、こちらから話題を投げかけるのはやめた方がいいですね。

5.個人対個人はとっても親切!

クロアチア人は基本的におしゃべり好きで親切な人が多いです。

日本人より大柄な体格の方がほとんどなので一瞬いかつい印象がありますが、実際は気さくでフレンドリーな人が多いです。

困っている人がいれば、それが知らない人でも外国人でも、かまわず声をかけて手を差し伸べてくれるのがクロアチア人です。

日本とは違い、人見知りという気質の人がほとんどいないので、知らない人に話しかけることに抵抗がないんだそうです。びっくり!

ただし、接客は別です(笑)

こう聞くと、お店に入った時の接客もさぞかしフレンドリーかと期待してしまいますが、それは全く別の話しです(笑)

特別態度が悪いわけではないですが、日本の接客を基準に考えると、ちょっとそっけない感じはします。(でもクロアチアではそれが普通です)

 

まとめ

クロアチアの治安や、国民性、注意すべきことについてお話しさせていただきました。

もう一度まとめてみますね。

  1. 治安はかなり良い!ただし油断は禁物
  2. 旧紛争地帯には絶対に近づかない!
  3. 熱狂的なサッカーファンに注意して!
  4. 内戦などのデリケートな話題は避けて!
  5. 個人対個人はとっても親切!

基本的に治安は良いので、必要以上に身構える必要はありません

スリ対策や、デリケートな話題に触れないように気を付ければ、クロアチア旅行をおおいに楽しむことが出来るでしょう(*´▽`*)

 

◆最後に念のためクロアチアの緊急案内を載せておきます◆

クロアチアで何かあった際の電話はすべて「112」で統一されています。

警察・救急車・消防も全て同じ番号ですので、もしもの事態に備えて覚えておくといいですね。

さらに困った時には在クロアチア大使館へ。

住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia
電話:00385-1-4870-650(国際電話)、01-4870-650(クロアチア国内)
窓口時間:月~金(休館日を除く)8:30~12:00/13:00~17:00

 

これからクロアチアへの旅行をお考えの方に、この記事が少しでもお役に立ちましたら幸いです(*´▽`*)

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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