海外クルーズ旅行の持ち物リスト!何を持っていけばいいのか詳しく解説します

クルーズお役立ち情報
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クルーズ旅行が決まったら、何着よう?何持っていこう?

日頃あまり着る機会のないオシャレな服を引っ張り出したり、お気に入りのカメラを出したり…

あれもこれも持っていきたい気持ちはありますが飛行機の重量制限を考えると、何でも詰め込むわけにはいきません。

(日本の港から発着する船なら良いのでしょうが…)

この記事では、私が実際に「7泊8日の地中海クルーズ」に持って行った荷物をもとに、何を持って行ったのか、詳しくご紹介します。

これからクルーズ旅行に出掛けるご予定の方に、少しでもご参考になれば幸いです。

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クルーズ旅行の持ち物リスト

ざっとリスト化するとこんな感じになります。

  • パスポート
  • クルーズ船の乗船券・事前案内書類
  • 飛行機の航空券
  • クレジットカード
  • 外貨(現金)
  • スマホ・カメラ
  • 充電器と変換プラグ&変圧器
  • 衛生用品
  • 医薬品
  • 化粧品・メイク用品
  • あると便利なグッズ

なぜ持っていくのか、どんな場面で必要なのか、また注意したほうがいい点など、

一つずつ詳細にお話していきますね。

1.パスポート

海外に行くなら当然の持ち物ですね。これがないとそもそも旅立てません(笑)

クルーズ旅行の際に注意したいのは「パスポートの残存期間

クルーズ客船ではほとんどが「下船時にパスポートの残存期間が6か月以上あること」という規約を掲げています。

乗船時ではなく、下船時に6か月以上残っていないと意味がありません。

ですのでクルーズ旅行が決まったら真っ先にパスポートを確認し、 もし残存期間が足りないようならパスポートの更新を忘れずに行ってください。

たちよ
たちよ

更新手続きには1週間~10日ほどかかりますので、余裕をもった手続きをオススメします

2.クルーズ船の乗船券・事前案内書類

これらは、実際に船に乗船(チェックイン)する時に必要となります。

「乗船券」は紙のチケットではなく、メールに添付されて送られてくることが多いです。

PDFファイルですのでスマホに保存していけばOKですが、スマホを紛失したり、充電が切れて使えなくなってしまった…という可能性も考えられます。

必ず紙に印刷したものも持っていくようにしましょう。

「事前案内書類」は、旅行前に船会社あるいは旅行会社から郵送で送られてきます。

書類の中身は船会社によって多少異なりますが、基本的には案内文書、船内案内の冊子、スーツケースに付けるバゲージタグ等が送られてくると思います。

バゲージタグは乗船時にスーツケースを預けるのに必ず必要です。

そのほか、船会社・旅行会社によっては「この書類は必ず持ってきてね」というものがありますので、ご自身が申し込んだ船会社の情報を確認してみてください。

また、書類がいつ送られて来るかは船会社・旅行会社によって異なりますが、

旅行の1か月前になっても何も送られてこない場合は、一度問い合わせた方がいいです。

3.飛行機の航空券

クルーズ船が出港する街までは、自分で航空券を手配して行く必要があります。

(クルーズと航空券がセットになっている旅行プランを申込んでいる場合は不要です)

最近は紙のチケットだけでなく、スマホにQRコードを読み込ませる便利なe-チケットもありますが

紙に印刷したものも必ず持っていきましょう。

先程「クルーズの乗船券」の項目でもお話ししましたが、

スマホの紛失や充電切れの可能性を考えて、紙で印刷したものもあったほうが安心だからです。

4.クレジットカード

クルーズ旅行中、船内でなにか支払った際の精算はすべてクレジットカードに請求されます。

(例えばアルコールを注文した、有料スパを利用した、船内でショッピングをした、等)

そのため、乗船手続きの際に必ずクレジットカードを登録しないといけません。

現金で支払えないこともないのですが、クレジットカードにした方が何かとスムーズです。

カードの種類は VISA、マスター、アメックス のいずれかにした方が間違いありません。

船によっては使えないものもあるからです。

また、紛失や盗難に備えて、2枚以上持っていくのが望ましいと言えます。

5.外貨(現金)

寄港地観光で食事をしたりお土産を購入する際、お店によっては

「カードが使えない」「現金しか受け取らない」というところもありますので、

ご自分が訪れる国の通貨を確認し、必要に応じて外貨も持って行った方がいいでしょう。

また、私が実際に地中海クルーズ旅行に行った際の体験談ですが、

寄港地観光に出た際に、乗客仲間と一緒にレストランやカフェで食事を取ったりタクシーを相乗りしたりと、皆でお金を出し合ったりする場面が結構ありましたので、

そういうときにやはり現金があって良かったなと思いました。

具体的にいくら必要かは個人によって全く違いますので何とも言えませんが、

私は一人当たり3万円分夫婦合わせて6万円ほどをユーロに両替して持っていきました。

クレジットカードが使えるところはカードを使ったので、実際はこんなに必要ありませんでしたが(1~2万円くらい余りました)

余ったら帰国後にまた円に両替すればいいので、少し多めに持って行ってもいいかもしれませんね。

※船内での支払いの際に、外貨現金を使いたい場合は「その船の船内通貨が何なのか」を必ず調べておきましょう!船内通貨は船会社によって異なります。

もし「米ドル」となっていたら、船内で「ユーロや円は使えない」ということになります。
(こういう煩わしさを回避するためにも、船内での支払いはクレジットカードを利用するのがいいと思います)

6.スマホ・カメラ

スマホ、あるいは携帯電話は必需品ですので持っていく理由は言うまでもありませんね。

カメラは必須ではありませんが持っていくのをオススメします。

クルーズ旅行では煌びやかな船内、次々と変わる景色、毎日訪れる寄港地…と

写真を撮りたくなる場面の連続です。

スマホで撮影してもいいのですが、あまり連続して撮影するとバッテリーの消耗が激しく、いざスマホを使いたい時に電池切れ…という危険があります。

また、最近のスマホのカメラは画質も十分に綺麗ですが、

ズームでの撮影、夜景の撮影に関してはデジカメの方が圧倒的にいい写真が撮れます。

せっかく夢のような楽しい日々を過ごすのですから、思い出も綺麗に残したいですよね。

レストランの写真や人物等はスマホで撮影し、風景や夜景等はデジカメで…

という風に使い分けてもいいですね。

7.充電器と変換プラグ&変圧器

スマホやカメラを持っていくなら、当然忘れてはいけないのが充電器です。

が、スマホやカメラを充電する時には注意が必要です。

変換プラグについて

私が乗船した「オーシャニアクルーズ」の船はコンセントの形状が日本と同じでしたが、

コンセントの差し口が日本と異なっている船もあります。

そのままだと日本製の電化製品は使えません。

その場合は「変換プラグ」を購入し持っていきましょう。

オススメの変換プラグについて別記事でも触れています。よろしければコチラもご参考にしてみてください(*´▽`*)

海外旅行に必須の変換プラグ!オシャレで機能もバツグンなのはコレ!

変圧プラグについて

差し口だけでなく電圧にも注意が必要です。

お持ちの家電製品の本体、あるいはACアダプタに電圧が表示されています。

【110-240V】と表示されていれば、差し口さえ合っていればそのまま使えますが

【110V】としか表示されていない場合は、さらに「変圧器」も必要になります。

(最近の電化製品は【110-240V】のものがほとんどですが、購入して何年か経っているものなどは、特に注意したほうが良いでしょう)

いずれの場合も、ご自身が乗るクルーズ船のコンセント情報を、必ず事前にチェックしてみてください。

100均でも変換プラグは売っていますがおすすめしません!

品質が良くない(きちんと差し込まれず充電できなかった等)という話をよく聞きます。

8.衛生用品(除菌ウェットティッシュ・マスク)

寄港地を観光する際には、ご当地グルメを食べ歩くこともありますよね。

そんな時、食べる前にちょっと手を拭きたいと思うはずです。

そこでカバンの中に除菌用ウェットティッシュを入れておくと大活躍します。

実際にヨーロッパの街を歩きながらピザを食べたりアイスを食べたりした時に使いましたが、とても重宝しましたよ。うっかりこぼしてしまった時もささっと拭けますし(笑)

スコッティ フレヴィナス ウェットティシュー フルーティローズの香り 24枚

そして、飛行機内や船の客室内は、思っている以上に乾燥しています。

そんな時にマスクを着用すれば、飛行機内や客室内の乾燥から喉を守ってくれます。

またあまり考えたくはありませんが、クルーズ船という限られた空間の中で、

万が一インフルエンザやノロウィルス等が蔓延した時には、自分の身を守るのに役に立ちます。

ほんのりハーブが香るマスク グレープフルーツの香り 3+1枚

こんなに大活躍の除菌ウエットティッシュやマスクですが、海外ではまず売っていません。

何故かというと、欧米諸国ではそもそも使う習慣がないからです。

日本と違って、コンビニやスーパーに行っても売っていませんので

必ず日本から持っていくようにしてください。

9.医薬品

普段使っている常備薬や、毎日飲んでいるお薬などがある場合は、必ず持って行ってください。

クルーズ船内には医務室が完備されてはいますが、医療サービスはすべて有料ですし、普段飲みなれた薬が一番安心できますよね。ですので必ず忘れずに荷物に入れてください。

また、普段とは違う環境に身を置きますので、急に体調が悪くなったりすることも考えられます。

痛み止めや風邪薬を持っていくといざという時安心です。

飛行機での乗り物酔い、船内での船酔いが心配されますので酔い止めも持っていきましょう。

普段は平気な方でも、天候によっては揺れに見舞われる場合もありますので。

備えあれば憂いなし、です。

また、コンタクトユーザーの方はコンタクトも忘れずに。

飛行機内や船内での乾燥に備えて、眼鏡との併用をおすすめします。

10.基礎化粧品・メイク用品

クルーズ船の客室には有名ブランドのシャンプー、リンス、ボディソープ等のアメニティが備わっていますが、海外製品は日本人の髪質や肌質には合わないことがよくあります。

私も実際に一度使ってみたのですが、髪の毛がギッシギシになりました(笑)

あと、日本の製品と比べて香りがキツイです…。

香水で体洗ったのか?と思うくらい

ですので、ご自分が普段お使いの化粧品を持っていくのが賢明でしょう。

それから、日本のホテルと違って歯ブラシの用意はありませんので持参していきましょう。

また、クルーズ旅行ではドレスアップする機会が多くありますので、女性のメイク用品は必須です。

せっかくドレスアップするのですからメイクもバッチリ決めたいですよね!

男性の場合はメイクは不要かと思いますが、お髭を清潔に整えた方がいいでしょう。

そのため、シェーバーを持っていくといいですね。

11.衣類

服については、いつ、どこに旅行に行くかでだいぶ変わってきます。

まずは自分がクルーズ旅行で訪れる寄港地を確認し、その土地の気候を調べましょう。

私が実際に訪れた地中海クルーズ(ローマ~ベニス7泊8日)ではこんな感じでした。

  • 一番暑かった国…ギリシャ・アルゴストリ
    半袖1枚でいいくらい。日焼け止めも必須。
  • 一番寒かった国…イタリア・ベニス
    長袖のニットを着て、ライトダウンを羽織る。
    さらに首が寒いのでストールも必須。

季節は11月上旬でしたが、寄港地によって結構差があることが分かります。

一番暑いところと一番寒いところをカバーできるような服を選びましょう。

私が実際に持って行ったのはこんな感じです。

トップス4着(ニット・シャツ・ブラウス・カットソー)
ボトムス3着(デニム・ワイドパンツ・レーススカート)
ワンピース1着(ドレスアップ用)
羽織もの1着(カーディガン)
アウター1着(ライトダウン)

私が乗船した「オーシャニアクルーズ」にはコインランドリーが備わっていたので、洗濯しながら着まわしができて便利でした(*´▽`*)

クルーズ旅行の服装やドレスコードについてはこちらにまとめましたのでご覧ください

関連クルーズ旅行の服装とドレスコードについて

また、客室にはバスローブはありますがパジャマの用意はありませんので必要な方は持っていくようにしてください。

12.靴

クルーズ旅行の場合、靴は最低でも2種類は必要です。

  1. パーティーに履いていける靴(男性なら革靴、女性ならパンプス等)
  2. 寄港地観光等で履いていく靴(スニーカー等)

クルーズ船では、旅の序盤に必ず「歓迎パーティー」があります。

ここが一番のオシャレタイムと、乗客は皆素敵にドレスアップします。

この時に、まさか足元がスニーカーというわけにはいかないですよね(笑)

ドレスアップにふさわしい、キレイな靴を持っていってください。

そして寄港地で観光する際には、思った以上に歩くことになります。

スニーカーやウォーキングシューズ等、履きなれた靴を持っていきましょう。

上記の2足に加えて、船内で履く用の靴があってもいいかもしれませんね。

↓私はこんな感じで靴を持っていきました。

まず靴を先に決めて、それに合う服を組み合わせていくと決め易いですよ。

13.あると便利なグッズ

私が実際にクルーズ旅行に持っていって役に立った、便利なグッズを別記事で紹介しています。

このグッズがあったおかげで、かなり旅行がスムーズに行ったと実感しています。

ぜひこちらもあわせてご覧ください。

関連クルーズ旅行の持ち物であると便利なグッズ

【スーツケースパッキング】貴重品は必ず手荷物に!

ここまで、クルーズ旅行に必要な持ち物をまとめました。

  1. パスポート
  2. クルーズ船の乗船券・事前案内書類
  3. 飛行機の航空券
  4. クレジットカード
  5. 外貨(現金)
  6. スマホ・カメラ
  7. 充電器と変換プラグ&変圧器
  8. 衛生用品
  9. 医薬品
  10. 化粧品・メイク用品
  11. あると便利なグッズ

持ち物が揃ったらいざスーツケースに詰め込むわけですが、

このときに「貴重品」「失くしたら困るもの」(現地で調達できないもの)は

スーツケースに入れずに、必ず手荷物として機内に持ち込むようにしましょう。

万が一「ロスト・バゲージ」(預けた荷物が紛失してしまうこと)に

遭ってしまったら、そのまま戻ってこない可能性も十分にあるからです。

私は↓のように分別しました。

手荷物に入れるもの
パスポート・航空券・すべての書類・財布・スマホ・カメラ・すべての機械類・
常備薬・マスク・メイク道具
スーツケースに入れるもの
靴・衣類・基礎化粧品・アクセサリー類・便利グッズ

手荷物の中に充電器等の機械類を入れるのは正直重たかったですが、

万一の場合に備えて、重さよりも安心感を優先させました。

また、私は安物のアクセサリーしか持っていないのでスーツケースに入れちゃいましたが、

高価なジュエリー等を持っていく場合は必ず手荷物の方に入れてください!

失くしたら大変です。

自分用の「持ち物リスト」を作成しよう

長くなりましたが、ここに挙げたのはあくまで基本的な持ち物です。

人によっては、さらに持っていきたいもの、必要なものがあるでしょう。

必要なものを見極めるため、忘れ物をしないためにも、

「自分専用の持ち物リスト」を作ることをおすすめします。

↓実際、私もクルーズ旅行前にこんなリストを作っていました

なかなか原始的な方法でお恥ずかしいのですが…(笑)

リスト化することで、余分なものや買い足すものなども見えてきます。

一見面倒に思うかもしれませんが、

誰でも一度は、旅行で忘れ物をした経験がおありではないでしょうか?

あれ、めっちゃテンション下がるんですよね…

現地で調達できるものなら買えば済むことですが、

普段使っている化粧品やお薬なんかを忘れた日には目も当てられません…

(私も特定の化粧品以外は肌が荒れてしまうので絶対ダメです)

ましてや海外クルーズともなれば、日本のように24時間空いているコンビニなんてそうそう見つかりません。

せっかく素敵なクルーズの旅に出たのに、忘れ物のせいで気分が台無し…

なんてことにはしたくないですよね。

少しの手間で、忘れ物のがっかり感を味わわなくて済むのですから

リストの作成など安いものです(笑)

普段は面倒くさいことが大嫌いな私ですが、この時ばかりは頑張りました。

このリストのおかげで、私の初クルーズ旅行は忘れ物ゼロで気持ち良く終えることが出来ました!

まとめ

クルーズ旅行に必要な持ち物をまとめてみました。

最後にもう一度見てみましょう。

  1. パスポート
  2. クルーズ船の乗船券・事前案内書類
  3. 飛行機の航空券
  4. クレジットカード
  5. 外貨(現金)
  6. スマホ・カメラ
  7. 充電器と変換プラグ&変圧器
  8. 衛生用品
  9. 医薬品
  10. 化粧品・メイク用品
  11. あると便利なグッズ

リストにまとめることで、必要なものが見えてきますし、忘れ物防止にも役立ちます!

ぜひ準備を万端にして、完璧なクルーズ旅行にお出掛けください(*´▽`*)

最後までお読みいただきありがとうございました。