クルーズ旅行の持ち物で一番悩むのが服装です。
せっかくだからオシャレしたい!でも持っていける荷物には限りがある…
それに、一番大切なのは「クルーズにふさわしい服装かどうか?」です。
今回は、実際に私がクルーズ旅行に持って行った服装と合わせて、クルーズのドレスコードについてお話しさせていただきます。
日中、クルーズ船内で過ごす服装について
基本的にはカジュアルでOK。
昼間は寄港地観光に出かける人も多いですし、Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの方も多いです。
ただし、あくまで「クルーズ船におけるカジュアル」ですので普段よりは「キレイめ」を意識した方がいいでしょう。
いわゆる「スマートカジュアル」ですね。
あまりにもクタクタのTシャツやユーズド加工のジーンズなどはNGです。
上記を踏まえて、私たちが実際にどんな服で行ったのかをお話しさせていただきますね。
ご参考までに、私たちが乗船したのは「オーシャニアクルーズ」
クルーズ船の種類としては「プレミアム(中級)船」です。
クルーズの日中の服装:女性の場合
▼私のクルーズ中の日中服はこんな感じ(5月上旬)


キレイ目のカーディガン、とろみブラウス、リブニットトップス、キレイ目パンツをメインにしましたが、着回しが効いて便利でした🤗
特にとろみブラウスはカーディガンの中に着たり、羽織として着たりと、両方使えて重宝しましたね。
▼こんな感じの、とろんとした生地のものがオススメ。あまりサイズを大きくしない方がスマートに着られます。
▼パンツはストレッチの効いたもの、センタープレスが入っているものがオススメです。きちんと感が出ますし、普段使いも出来ますね😊
▼キレイ目なストールやスカーフもあるとなおgood。アクセントが効いて一気におしゃれ感がでますし、日焼けや冷房対策にも活躍します。
シワの出る素材は避けて、シルクやサテン、シフォンなどを選ぶと上品見えしてオススメ。
クルーズの日中の服装:男性の場合
▼主人の日中服はこんな感じです(同じく5月上旬)


男性の場合は、とにかく襟付きのトップスがあれば間違いないですね。主人の様にポロシャツスタイルの方はよく見かけました。
▼無地だと作業員っぽさが出てしまうので(笑)ライン入りや襟の色が違うものがオススメです。
▼Tシャツの場合はVネックの上品なものにすれば問題ありません。シャツやジャケットのインにも使えておすすめ。
▼パンツはキレイ目のジョガーパンツ、ダメージ加工無しのデニムをヘビロテ。
ジョガーパンツはだらしないシルエットにならないよう、細身でスッキリしたものを、
デニムは穴あき色落ち等のダメージ加工無しの、濃い目の色にすると間違いないですね。
日中であれば、パンツの丈は気にしなくても大丈夫です。夕方以降はハーフ丈NGになるところが多いので、その点だけご注意を。
大事なのは「上品に見えるかどうか」
女性の場合も男性の場合も、大事なのは「キレイに上品に見えること」です。
必ずしも高いブラントのものを身に着ける必要はありません(私達もプチプラばかり着ています)
「シワシワ・ヨレヨレ・ボロボロ」「どカジュアル」さえ避ければ問題ないでしょう。
また、ご自分が乗船するクルーズ船のパンフレットもぜひチェックしてみてください。
パンフレットには船旅を満喫するお客さん(実際はモデルさんですがw)の画像がいくつか掲載されていますが、そこで着ている服装が「その船が求めるドレスコード」を表しているのです。
ですのでそれを参考に服を決めても良いですね。

クルーズ船には様々なランクがあり、船によってカジュアルの度合いも微妙に違うので、パンフレットは要チェックです!
夕方以降のドレスコードについて
夕方以降は基本的にTシャツ、ジーンズ、半ズボン、サンダル、スニーカーはNGです。
そして夕方以降は「ドレスコード」が設定されている客船が多いです。
ドレスコードとはざっくり言うと「夕方以降に設定される、服装のルール」になります。
ドレスコードは3種類
客船によって多少の違いはありますが主に以下の3つに分かれています。
「カジュアル」
「セミフォーマル」
「フォーマル」
カジュアル
まずは「カジュアル」ですが、日本でイメージするカジュアルとはだいぶ違うので注意が必要です。
先に述べたようにTシャツにデニム、半ズボン、スニーカーやサンダルはもちろんNGです。
男性であれば襟付きのシャツorポロシャツにスラックス。(ネクタイは不要)

女性の場合はキレイめのブラウス+スカートやスラックス、ワンピース等が一般的です。


ちょっといいレストランに食事に行く時みたいなイメージです
セミフォーマル

続いて「セミフォーマル」
こちらは男性であればスーツ、ジャケットにネクタイ着用。
女性の場合はワンピースやカクテルドレスなど。

結婚式に出席するような服装であれば間違いないでしょう
フォーマル
最後に「フォーマル」
これは客船によってかなり異なります。

一般的には、男性はダークスーツやタキシードに蝶ネクタイ。
女性は上質なカクテルドレスやロングドレスに華やかなアクセサリーを。

最上級の豪華客船であれば、男性は当たり前のようにタキシードに蝶ネクタイ。
女性も肩を出したゴージャスなロングドレスを着用します。

アカデミー賞で女優さんや男優さんが着ているようなイメージですね
最近の客船ではドレスコードが決まっていない船も多い
たいていは、今ご紹介した3種類から
「この日はカジュアルですよ」
「この日はフォーマルですよ」
と船内新聞などでアナウンスされるので、それに合わせた服装に着替えます。
ですが最近ではドレスコードが煩わしいという声も少なくないそうで、ハッキリとドレスコードを定めずに「それなりの綺麗な恰好であればOK」としている客船もあります。
私が乗船した「オーシャニアクルーズ」がまさにそうで、ドレスコードは「終日スマートカジュアル」でした。
私が体感した感じでは、「カジュアル」と「セミフォーマル」の中間くらいだったと思います。
いくつか写真が手元にあるのでご参考までに…

▲歓迎パーティーの様子
女性は「ワンピース」「キレイめブラウス+スカートorパンツ」などさまざま。
男性は「ジャケット+シャツ+スラックス(ネクタイ無し)」の方がほとんど。

▲夕方のバーの様子
女性はドレッシーなワンピースですが、男性の方はシャツ+スラックスと、あまり気負わない格好。

▲深夜のダンスタイム
女性は肩や背中を見せるワンピースの方もちらほら。年配の方は上品なブラウスにロングスカートやスラックスというコーデが多かったですね。
男性はやっぱり「シャツ+スラックス(たまにジャケット)」が圧倒的に多かった(笑)
ご覧いただいたように、カジュアル寄りのファッションの方もいれば、フォーマル寄りの豪華なドレスを着た方など、乗客の皆さんの着こなしは様々です。
迷ったら
でいけば間違いないでしょう。
スマートカジュアルと言われたら、あまり難しく考えすぎず「思い思いに着飾って楽しむ」これで良いと思います。
実際に持って行った、クルーズ船での夕方以降の服
私と主人が着ていった服はこんな感じです。


私は赤のタイトワンピース+羽織ものと、キレイめのカットソー+レーススカートで着回し。


主人はネイビーのジャケットと、グレーのストライブスーツの2着を着回し。
▼私の服はコチラで購入しました。
ワンピースもレーススカートも、かなりフィットするデザインのものをチョイスしました。
日本にいるときはなかなか着る勇気がありませんが、こういった着飾った場面においては
体系隠しの為にゆるっとした服を着るのは逆に野暮というものです。
欧米のご婦人方は、年齢や体系を問わず、肌を露出したり体のラインを露わにしたり堂々とドレスアップしていて素敵でしたよ。

奥ゆかしさは日本人の美徳ではありますが、クルーズ船のパーティーシーンでは思い切って普段よりも大胆に攻めてみてください!
▼主人のネイビーのジャケットとスーツはmen’sBIGIで購入
作りがスタイリッシュで主人のお気に入りブランドです。
御殿場のアウトレットに遊びに行った際、セールで1万円台になっていたのを一目ぼれでゲットしました笑
購入して3年ほど経過しましたが、まだまだ活躍しています。

アラフォーのおじさんでもカッコよく決まるよ!
アクセサリーやネクタイで着こなしに変化を
こだわりがあって毎日違う服を着たい!という方は別ですが、荷物を少なくするためにも、基本的には2~3着程度を着まわすのがいいと思います。
同じスーツでも、男性はシャツの色やネクタイで変化を加えるといいですね。
女性はバッグやアクセサリーの色を変えて変化をつけるのがオススメです。
私はシルバー系とゴールド系のアクセサリーを中心に揃えました。


シルバー系と、ゴールド系のアクセサリーを両方持っていけば大抵の服に着回しがききます。
もちろんカラージュエリーを持っていくのもアリですね!
↓↓画像のネックレスはこちらのお店で購入しました。
クルーズのパーティーシーンにも使えそうなネックレスやバッグがたくさん見つかります!しかも嬉しいプチプラです!(笑)
特別なものを揃えなくても大丈夫!
キチンとした恰好に見せるなら、それなりにお高いもので揃えないと…と思いがちですが
実際は全然そんな必要はありません。
男性のスーツも普段使いのもので十分です。
主人のネイビーのスーツは上下で1万円台(セールの恩恵もありましたが)
革靴も数千円です。堂々とふるまってそれっぽく見えていれば問題ありません。
私のワンピースもセール時に購入したので6,000円くらい、レーススカートが4,000円くらいです。
靴もバッグも数千円程度のものばかりで、アクセサリーに至っては1,000円台のものもあります。
かなりお安く仕上げてありますが、でも実際のところ値段なんて誰にも分かりません(笑)
まとめ
一見難しく考えがちなドレスコードですが、最低限のマナーさえ押さえておけば大丈夫です。
- ご自分の乗る船の公式サイトやパンフレットで、ドレスコードをチェックすること
- Tシャツ、ジーンズ、スニーカー、サンダル等、あまりにもラフなものはNG
- 迷ったら男性はジャケット、女性はドレッシーなワンピースがあれば間違いない
あとはご自分の着たい服を堂々と着こなせば問題ないと思います。
とっておきのファッションで優雅なパーティーやディナーを楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。